今日は趣向を変え、”獲るだけの漁業から育てる漁業”というちょっと長〜いお話です。
釣り好きの人にとっては、五島列島は釣りの聖地とか言われているそうですが、近年の気候の変化などで漁獲は減りつつあるそうです。
海の環境を魚の住み良い環境にするため、下の写真のようなコンクリートブロックを海底に沈めるプロジェクトが定期的に行われています。天然の漁礁と区別して、人口漁礁と呼ばれています。
※漁礁とは、海底の隆起部で,好漁場を形成しているところ。
今回はこのブロック(1辺が2m・・・でかいです)を556個作って、海に沈めるようです。昨日現在で約半数のコンクリートブロックができていました。
上の写真の下半分の図は海底への敷設図ですが、3階建ての漁礁の高さだけでも6m、潮の満ち引きや船舶の航行を考えるとかなりの深い海底に沈める必要があります。素人にはわからないですが、こようなイメージ通りに3段に積み上げることができるんでしょうかねぇ?
こういった、取り組みが身を結ぶのは先のことになると思いますが、撮影中、思ったこと・・・・このコンクリートジャングルで生き物たちが賑わうようになった暁には、あの”さかなクン”が嬉々として探検するでしょうねっ。ヽ(^o^)ノギョギョギョー!
おまけ
漁獲が減ったとは言え、上五島の私の住んでいるところでは、海岸沿いの散歩がてらに、岸壁から海を見るといろんないきものが見れます。
撮影地はここです
(^^) 最後までご覧いただきありがとうございました。
上五島は梅雨明け間近。人口の多い地域にお住まいの皆様は、マスク着用の初めて?の夏になりますが、暑さへの”備え”お忘れなく。
明日も良い写真に出会えますように・・・